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電験3種の電力の水力発電の問題

水力発電の計算問題です。一般的に電力のテキストや参考書の発電の項目は水力から始まっていることが多いので、ちゃんと勉強しているでしょうから水力発電は得意な人が多いかもしれません。

最大使用水量15[m3/s]、総落差110[m]、損失落差10[m]の水力発電所がある。年平均使用水量を最大使用水量の60[%]とするとき、この発電所の年間発電電力量[GW・h]の値は?
ただし、発電所総合効率は90[%]一定とする。

公式を知っているか、損失落差の取り扱い方を知っているかが問われている問題ですね。

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最大使用水量15[m3/s]、総落差110[m]、損失落差10[m]の水力発電所がある。年平均使用水量を最大使用水量の60[%]とするとき、この発電所の年間発電電力量[GW・h]の値は?
ただし、発電所総合効率は90[%]一定とする。

解答
公式はP=9.8QHηです。
P[kW]は水力発電所の出力
Q[m3/s]は使用水量
H[m]は有効落差
η(イータ)は発電所総合効率
実際に値を入れて計算してみると、
P=9.8×15×0.6×(110-10)×0.9=7938[kW]
最大使用水量15[m3/s]に0.6を掛けているのは、「年平均使用水量を最大使用水量の60[%]とする」とあるので掛けています。
1年は8760時間なので、
7938[kW]×8760[時間]
=69546880[kW・h]≒70[GW・h]となります。
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